TOEIC対策

「TOEIC対策の受験テクニック」の練習は時間の無駄

「TOEICはテクニックだ」とか、「問題形式に慣れれば点が取れる」と謳うTOEIC対策の参考書が数多く存在します。

私は、TOEICという試験と、それにテクニックで対抗しようとする本の存在は、日本の英語学習者のレベルアップの妨げになっていると思います。


応用性皆無のTOEICテクニック

たとえば、TOEICテストのListeningセクションのpart2(短い疑問文が流れ、それに対する答えが3つ流れその中からふさわしいものを選択する)は、特に多くのTOEIC受験テクニックが提唱されている部分です。

特に、Part2で「疑問詞で始まった疑問文には、YES・NOで答えることはない」というのは非常に有名なテクニックの一つです。

しかし、こうしたテクニックを説いている本を使ってこの法則を覚えた後に、その本についてきたCDでその通りになっているのを確認し、疑問詞が聞こえた瞬間にYESとNOは解答の候補からはずすという練習することに、一体どれだけの意味があるのでしょうか。

こうしたいろいろなテクニックを身につけることに一生懸命になるくらいなら、1か月ほどリスニング教材でシャドーイングの訓練をした方が、正確に、かつあらゆる問題に対応できるようになります。

そして、そうして身につけた本当の英語リスニング力は、TOEICという試験に留まらず、その後の人生においても役に立ちます。

でもテクニックでTOEICスコアはあがっちゃう

でもやっぱり、リスニング力が全くない人が、テクニックを身につけて挑んだ場合と、テクニックすら知らずに挑んだ場合とでは、前者の方が高スコアがでるでしょう。

特にTOEICで700点程度のスコアを持っているレベルの初級学習者は、聞き取れない問題にテクニックで対処したり、リスニングセクションでの先読みテクなどを駆使すると、数十点スコアがアップする事もあり得ると思われます。

しかし、それは初級だからこそ効果がでるのであり、逆にTOEIC対策テクニックでスコアが変化するうちは、全然英語学習量が足りないという目安になると思います。

手段が目的になっちゃダメ

一番の問題は、テクニックを覚えてTOEICスコアがあがった事に味を占めて、TOEICに向けた勉強が、「英語の勉強」ではなく「TOEICテクニックの練習」になってしまう人がいるという点。

そうした人は、TOEICスコアが頭打ちしやすく、急激にスコアアップさせることができない傾向が強いと思います。

あくまで英語力を身につけるのが最終目標であって、TOEICはその勉強成果・途中経過を把握するための補助でしかありません。

TOEICを過大評価し気味の日本の労働市場のせいもありますが、TOEICを目標にしている限り、日本人はいつまでたっても英語が出来るようにはならないと思います。

「TOEICの勉強」じゃなく「英語の勉強」をしよう

「テクニックの練習」ではなく、「英語の勉強」をしていれば、たまーに思い立ってTOEICを受けると一気にスコアがあがっていて驚くはずです。

要するに、TOEICでスコアアップを目指したいのであれば、テクニックなどの小技の練習をしたり、テクニックを解説した参考書にお金をかけたりするのではなく、リスニングやリーディングなど「英語力」を磨くための参考書を探すべきだ、というわけです。

当ブログでは、英語の基礎からTOEIC満点まで目指せるような参考書達と、その使い方を詳しく紹介した記事をいくつか書いていますが、そこで紹介しているような「英語の勉強」をするための参考書を使って勉強すれば、テクニックにこだわっていた時からは考えられないほどのスコアアップが望めるはず!

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