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OnePlus Oneを徹底レビュー!超スペックCyanogenMod機の実力(Part2)

Oneplus one review2

低価格ながら、非常に高スペックなSIMフリーAndroidスマホとして注目を集めている「OnePlus One」。

OnePlus公式サイトで購入するための招待状を入手し、アメリカの個人輸入向け転送サービスを利用して日本から購入して、およそ1ヶ月が経過した。徐々にOnePlus Oneの良いところなど、使い心地がわかってきたので、詳細なレビュー記事を書いていく。

以前のレビュー記事Part1では、OnePlus Oneの開封の様子を写真で紹介し、本体のデザインなど外観を主に扱った。

このOnePlus Oneレビュー記事のPart2では、主に搭載されているOSであるCyanogenModの機能、OnePlus Oneにプリインストールされているアプリの紹介、UIの紹介、サクサク感や使い心地など、OnePlus Oneの「中身」について詳細に扱っていく。

OnePlus Oneの開封時の写真や本体の画像、ハードウェア面の評価、さらに実際に手に持って使ってみたときのOnePlus Oneの使い心地などを扱ったレビュー記事Part1は、以下から。

ScreenshotOnePlus Oneを徹底レビュー!超スペックCyanogenMod機の実力(Part1)

OnePlus Oneの開封から、外観の写真、ベンチマークテストの結果など、主にハード面を詳細にレビューしたレビュー記事Part1。


OnePlus Oneのロックスクリーン&ホーム画面

OnePlus Oneは、AndroidのカスタムROMであるCyanogenMod11SをOSとして採用しているため、アイコンから起動アニメーションまで、あらゆる要素をカスタマイズでき、自分好みの外観&操作性を追求することができる。

(ちなみに、CyanogenMod11とCyanogenMod11Sの違いは、OnePlus One向けにチューンナップされているかどうかで、OnePlus One向けオーディオFXアプリの有無や利用出来るジェスチャーなどに違いがあるようだ。)

そのため、デフォルトのロックスクリーンや、ホーム画面を紹介しても、どうせカスタマイズするであろうから、あまり意味はないかもしれない。とはいえ、一応OnePlus Oneを最初に起動したときの状態を、それぞれスクリーンショットで紹介していこう。

ちなみにOnePlus Oneの言語選択についてだが、CyanogenModは初回起動時に言語選択画面が出てくるので、そこで日本語を選択すればすべてのメニューやシステム言語が日本語になる。

Oneplus one rockscreen

これがOnePlus Oneのロックスクリーンだ。OnePlusのイメージカラーである赤が基調となっている。
通知なども表示されるようになっており、右からスワイプすればカメラを起動することができる。

Oneplus one home
Oneplus one home2

これがデフォルトのホーム画面と、プリインストールされているGoogleアプリのフォルダを展開した時の状態だ。

この辺りは、一般的なAndroidスマートフォンと特に違いはないだろう。OnePlus Oneの真価は、CyanogenModのTheme(テーマ)機能を使って、アイコンや通知ドロワーや設定画面などを、自分好みにカスタマイズしたときに発揮されると思う。
CyanogenModのテーマ機能については、この記事の後半で紹介する。

Oneplus one notification

こちらが、OnePlus Oneのデフォルトの通知ドロワーのスクリーンショット。画面左上から下にスワイプすると表示される。

Oneplus one quick

クイック設定のパネルは、デフォルトではこの通りになっている。画面右上から下にスワイプすると表示される。

もちろん、クイック設定のパネルはカスタマイズ可能で、好きなパネルを好きな位置に配置することが可能だ。

CyanogenModのランチャーアプリ「Trebuchet」

OnePlus Oneのデフォルトのランチャーアプリは、CyanogenMod純正のTrebuchetというアプリだ。Trebuchetは、グリッド数の変更など、Google Play Storeで販売されているような一般的なランチャーアプリに負けず劣らずな機能を備えている。

Oneplus one trebuchet

OnePlus Oneの「設定」の「ホーム」という項目で、ランチャーアプリを選択することができる。こちらのスクリーンショットはnova Launcherを選択した状態だが、デフォルトではTrebuchetのみが入っておりTrebuchetが選択されている。

Oneplus one trebuchet2
Oneplus one trebuchet3

これらがTrebuchetの設定画面だ。グリッド数の変更や、検索バーの表示の有無、ドロワーの設定などが可能で、一般的なAndroidスマホにプリインストールされているランチャーアプリよりも、拡張性が高いと言えるだろう。

Oneplus one drawer

そして、OnePlus Oneのデフォルトの設定をいじらない状態で表示したアプリドロワー画面がこれだ。

ごくごく一般的なAndroidスマートフォンのアプリドロワーと、特に違いはない。

OnePlus One、CyanogenMod11Sの設定画面

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一般的なWiFiなどの設定と、CyanogenMod特有のジェスチャー機能やステータスバーの細かい設定、テーマのカスタマイズなどが行えるようになっている。

Oneplus one settings2

タップ&ペイとは、OnePlus OneはNFCを搭載しているので、Google Walletを利用出来るというものだが、日本では利用できないので関係無い。

CyanogenModの「プロファイル」機能についても、後ほど詳しく説明する。

Oneplus one settings3

以上で、OnePlus Oneの「設定」を開いた場合に表示される項目は終りだ。

以下、それぞれの設定項目を個別に取り上げ、OnePlus OneやCyanogenModに特有の非常に便利な機能達を紹介していく。

CyanogenMod最大の魅力!テーマでカスタマイズ

CyanogenModの大きな魅力の一つは、「テーマ」機能を利用することによって、通常のAndroidでは行えないほど柔軟なカスタマイズが、驚くほど簡単に行えてしまう点だ。

スマートフォンの見かけ・UIをカスタマイズする一般的なAndroidアプリとしては、アプリアイコンを変更して見かけをおしゃれにカスタマイズするアプリや、Nova launcherなどで利用できるアイコンパックなどがある。
しかし、それらでは、起動画面からロックスクリーン、ホームスクリーン、アプリアイコンデザインなど、端末内のデザインを統一して美しく見せるという事は非常に難しい。
デザインがチグハグで、カスタマイズしないデフォルトのほうがよっぽどマシという事態になってしまいかねない。

その点、CyanogenModのテーマ機能は、起動アニメーション、ロックスクリーン、ホームスクリーン、壁紙、フォント、アプリアイコン、着信音、アラーム音に至るまで、すべてを一括して丸ごとカスタマイズすることができるので、統一感のある美しいデザインを、だれでも簡単に実現できる。
また、もちろん複数のテーマを組み合わせて好きなデザインを利用することもできるので、拡張性は非常に高く、カスタマイズの完成度も通常のAndroidアプリとは段違いだ。

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これが、テーマの選択画面だ。OnePlus OneやCyanogenModの端末におそらくデフォルトで入っていると思われる「Holo」というテーマを表示している。
見ればわかるように、起動アニメーション、フォント、アイコンなど、それぞれの項目について、このテーマのデザインを利用するかどうか個別に設定できる。

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すべての項目にチェックをつけて、実際に「Holo」テーマを適用してみたのがこちらのスクリーンショット。
この記事で最初に紹介したホーム画面とは、だいぶ印象が違うのではないだろうか。
アイコンなどのデザインも、テーマを適用しただけで一括して変更されており、デザインの統一性が保たれている。

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デフォルトで入っているテーマ以外にも、Google Play StoreなどでCyanogenMod向けのテーマをダウンロードすれば、テーマをもっと増やすこともできる。「テーマショーケース」という機能で、それぞれの項目についてテーマをブラウズすることができる。

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このように、無料から有料のものまで様々なテーマを探すことができる。
今回は、CyanogenMod向けに作られたテーマとして比較的有名である、「Gem Emerald」というテーマを購入して、実際に使ってみることにする。

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Gem Emeraldの詳細を開いた画面。ここから、Google Play Storeに飛んで、テーマの購入手続きを行うことになる。

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先ほどと同じく、それぞれの細かい項目について、Gem Emeraldテーマを適用するかどうか選択することができる。例えば、アイコンだけはGem Emeraldテーマを適用し、それ以外はHoloテーマを利用するといった使い方もできる。

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こちらがGem Emeraldテーマを適用してみた場合のOnePlus Oneのホーム画面、およびアプリドロワーのスクリーンショットだ。

かなり大幅に印象が変わり、フラットで洗練されたデザインになったのではないだろうか。

アプリアイコンについても、多数のアイコンが収録されており、全てがラウンドの統一されたデザインになるため、非常に美しい外観になった。

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テーマを変更すると、ロックスクリーンから、通知ドロワー、クイック設定パネル、電卓といったOSプリインストールアプリに至るまで、すべて色やデザインが統一される。
このように、通常のカスタマイズアプリでは実現できないほど深い領域まで、テーマを適用してカスタマイズできることがCyanogenModの魅力であり、それをOSとして採用しているOnePlus Oneの強みである。

便利なジェスチャー、ダブルタップでのON/OFF操作

OnePlus One、CyanogenModのその他の魅力として、様々なジェスチャーでスマートフォンの動作を制御できる点も挙げられるだろう。

設定画面の「ジェスチャー」を開けば、以下のようなジェスチャーの設定が可能だ。

Oneplus one gesture

画面に円を描いてカメラを起動したり、矢印を描いて音楽再生の制御、V字を描いてフラッシュライトのオンオフを切り替えるなど、3つのジェスチャーが用意されている。

音楽やカメラについては、屋外にいるときにポケット内で誤作動した場合が怖いので筆者はオフにしているが、フラッシュライトをV字でオンにできるのは意外と便利だ。

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「設定」の「ディスプレイとライト」の項目内で、「ダブルタップで起動」を選択することができる。

これは、スリープモードになっているときでも、画面をノックするようにダブルタップすれば、電源がONになるという便利な機能だ。
Androidスマートフォンを使っていると、サイドにある電源ボタンを押さなくてはスリープモードから復帰できない事に度々イラつくことがあるが、これでその悩みとおさらばすることができる。

Oneplus one status

また、ステータスバーの設定では、ステータスバー(画面の一番上)をダブルタップすることでOnePlus Oneをスリープさせるようにもできる。

これらによって、画面をダブルタップするだけでスリープからの起動、また逆に画面ON時にスリープへの切り替えが簡単にできるため、一々サイドにある電源ボタンを押さなくていいので非常に便利だ。
iPhoneなど、前面にボタンが付いており、それで電源をオンオフするのに慣れている人は、ぜひこの機能を利用するといいだろう。

時と場に応じて設定切り替え!「プロファイル」機能

上述の設定画面で「プロファイル」という項目があったが、これは一般的なAndroidスマホには存在しないメニューで、CyanogenMod特有の機能である。

このCyanogenModで利用出来る「プロファイル」機能とは、自宅用や仕事用などの設定をあらかじめ作成して、ブルートゥースやWiFi、音量の設定などを一括して保存しておいて、「今は仕事場にいるからこのプロファイルを適用して、すべての音量をゼロにしよう」といった、時と場合に応じた使い分けが可能になる機能だ。

Oneplus one profile

「設定」から「プロファイル」を開き、プロファイル機能をオンにすると、このように最初から入っている幾つかのプロファイルが表示される。

これらは当然カスタマイズ可能だ。設定できる項目は、以下のように非常に多い。

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音量の細かい設定や、ロック画面のパスワード入力の有無などまで変更できるので、自宅など信頼出来る場所にいるときと、屋外にいるときでマナーモードにしつつパスワードをかけなくてはいけないようなときで、簡単に音量やセキュリティ設定の切り替えが出来るので便利だ。

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本体の電源ボタンを長押しすると、このようなメニューが表示され、電源や再起動の操作に加えて、プロファイルの設定も変更することができるようになっている。

会社用と自宅用、子供に使われるとき用など、幾つかのプロファイルをあらかじめ用意しておくと、非常に便利だろう。

オンスクリーンボタンと物理ボタンの切り替えも可能

OnePlus Oneの前面下側には、一般的なAndroidスマートフォンと同じく「ホーム」、「戻る」、「メニュー」の3つのボタンが配置されている。もちろんバックライト付きだ。

しかし、人によっては、オンスクリーンボタンのほうが嬉しいという人もいるだろう。もちろん、その切り替えも設定から行うことができる。

Oneplus one layout
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その他の便利なプリインストールアプリ

OnePlus Oneには、他にも色々な便利なアプリがプリインストールされている。

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「画面のキャスト」アプリは、OnePlus Oneのスクリーンの動画を簡単に撮影できてしまうアプリだ。

ゲームプレイ動画や、設定の仕方を教えるビデオなど、画面を撮影して他の人と共有したい場合に非常に便利なアプリだ。

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CyanogenModファイルマネージャーは、CyanogenModにプリインストールされているファイルマネージャーで、非常に自由度が高く、また使いやすいファイルマネージャーアプリだ。

通常のAndroid OSのスマートフォンにプリンストールされているファイルマネージャーよりも、より高機能で、ファイル操作権限の設定変更等も可能なので、機能に不足はないだろう。

レビューまとめ!OnePlus Oneは最高のスマホだ

今回のレビューを総括すると、OnePlus Oneは、その価格からは考えられないほど完成度が高く、まさに「フラグシップキラー」と呼ぶにふさわしいスマートフォンだと感じた。

レビュー記事Part1で、写真付きで紹介しているように、OnePlus Oneは本体のデザインも非常に優れている。
本体はベゼル部も小さく5.5インチの大画面スマホにしては持ちやすい上、64GBのSandstone Blackの背面は、ほんの少しザラザラしたような素材でできており、手にフィットするしデザインもかっこいい。

スペックは文句無しのハイスペックで、ベンチマークテストでも圧倒的なスコアを叩き出していた。
実際、1ヶ月ほど使用していた中でも、動作について不満を感じることは一切なく、何をしてもサクサクで非常に快適な使用感であった。
他のスマートフォンで使用していた時は重いな、と感じていたアプリも、OnePlus Oneではスムーズに起動でき、その圧倒的なスペックの恩恵を感じている。

カメラの画質や性能についても、1300万画素だけはあって、十分実用的なレベルに達している。
スマートフォンのカメラとしての限界はあるものの、旅行先の風景写真や記念撮影程度であれば、十分満足なレベルの写真が撮影できるだろう。

OnePlus-One-Camera001

これは、実際にOnePlus Oneで屋外で銅像を撮影してみた写真だ。クリックすると、原寸大で表示できるので、OnePlus Oneのカメラの性能を大体把握してもらえるのではないか。

iPhone6のカメラと比較するため、後日、それぞれで撮影した写真を検証する記事を書くために準備中だが、シチュエーションによってはiPhone6で撮影した写真よりも良いものが撮れる。
とはいえ、iPhoneはカメラに力を入れているだけあって、何枚も撮影して写真を比較していると、iPhoneの方がカメラの総合的な性能は上かな、と感じることが多い。
iPhoneとOnePlus Oneの価格の差や、OnePlusが設立1年目のスタートアップであることを考えると、十分すぎるほど健闘していると思うが。

また、OSにCyanogenModが採用されていることはかなり大きい。
わかりやすい変化としてはテーマ機能があるが、本来のAndroidよりも圧倒的にカスタマイズの幅が広く、使用できるアプリにも非常に便利なものが多い。
プロファイル機能や、ジェスチャー機能など、見た目だけではなく実用的なレベルでのAndroidからのブラッシュアップも行われており、多くの人にオススメすることができる。

CyanogenModは、とても便利ではあるものの、通常のAndroidスマートフォンに自分でインストールしようとすると、簡単な手順ではインストールできず、スマホ初心者や一般の人にはハードルが高すぎるという問題がある。
OnePlus Oneは、最初からOSにCyanogenModを採用しているため、誰でも最新のCyanogenModを非常に簡単に使い続けられるのが大きな魅力である。

ハイスペックなスマートフォンが欲しいという人、自分好みにスマホをカスタマイズしたいという人、格安のSIMフリースマートフォンが欲しいという人は、間違いなくOnePlus Oneを候補に挙げるべきだ。

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