格安かつ高スペックで人気のAsusのSIMフリー端末「Zenfone」が、ついにAndroid 4.4 (KitKat)へアップデートされた。
Zenfoneシリーズの日本での発売も噂される中で、Androidのバージョンが上がったことは非常に歓迎すべきことだ。
以下、私が所有しているZenfone5(A501CG)のAndroid 4.4 (KitKat)へのアップデート作業を行い、そのアップデート手順や、KitKatでのZenfoneの変更点などをまとめていく。
Andoroid4.4へのアップグレードは超簡単
私は以前はiPhoneを使用していたため、Androidのメジャーアップデートは初体験だった。
実際にやってみたところ、通常時のマイナーアップデートと同じように、非常に簡単にAndroid KitKatへアップデートできたので良かった。
以下、Zenfone5でAndorid 4.4 KitKatへのアップデートを行った際のスクリーンショット等を順に説明していく。
Zenfoneに「ASUSシステム更新」が通知
まず、普段Zenfoneを使用していると、このような「ASUSシステム更新」が通知される。
「System update to Android 4.4」とあり、Android 4.4 KitKatへシステムがアップデートされると記載されている。
この画面が表示されれば、電源等に接続した上、「インストール」を選択すればZenfoneのシステム更新が始まる。
Android 4.4 への更新の際、私はバックアップを取らずに行っても特に問題は生じなかったので良かったが、もしもの時のためにバックアップ等は取っておいたほうがいいかもしれない。
KitKatのインストール終了まで、Zenfoneが再起動するのを待つ
更新が始まるとこのようなAndoroid君の画面が表示される。
アプリの最適化が始まり、これもただ待つ。
そして無事、システムアップデートが完了。
とくにアプリの移行がうまくいかなかったとか、データが消失してしまうということもなかった。
これがアップデートを完了した後でZenfoneのシステム設定から表示できるAndroid 4.4 KitKatの画面。
Android 4.3を採用していたZenfoneシリーズの発売時から、「将来的にAndroid 4.4 へアップデートされる」と言われていたため、ずっと待っていたがついにAndroid 4.4 KitKatを使用できるようになった。
Zenfone5がAndroid 4.4 になり、ぱっと見で変わった部分
Android4.3からAndroid4.4へアップデートしても、そこまで体感で劇的に何かが変わったという感じはしない。
ZenfoneのZenUIでいくつか変更点は気付いたので簡単にそこに触れておきたい。
まずはZenfoneでおなじみの「クイック設定」画面。上部の「Boost」とだけ書かれていたボタンが「メモリ解放」と名前がわかりやすく変わり、常にメモリ残量が表示されるようになった。
「おかまいなく」は、おそらく英語でいうところの「Do not disturb」モードであると思われる。
これを選択すると、このモードをオンにしている間は着信を拒否するといったことができる。いわゆる「おやすみモード」的な機能である。
Zenfoneの今回のアップデートで追加された機能である。
ZenfoneのAndroid4.4アップデート時の不具合?
私はロック画面でパターンロックを使用しているのだが、アップデート前のAndroid4.3の時には生じなかった問題が起きている。
その問題は、「ロック画面が2重に表示される」というもの。
これがZenfoneの基本のロック画面なのだが、この画面がパターンロックを設定していても表示されてしまう。
上記のロック画面で画面をスワイプすると、次にこのパターンロックの画面が表示される。
つまり、ロック画面が2つ表示され、まずは画面をスワイプしてパターンロックを表示、そしてパターンを入力すればようやく待ち受け画面が表示されるというように、二度手間なのである。
Zenfoneシリーズの次回のマイナーアップデートで改善されることを願いたい。
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