当ブログでも、その使い勝手の良さをレビューしてきたZenfoneシリーズ。
SIMフリー端末で、1万円台で購入できる超低価格ながら、非常に高スペックで使い易いオススメの格安スマートフォンだ。
これまで、Zenfoneは海外でのみ発売されており、日本国内から購入するには個人輸入か、Amazonマーケットプレイスに出品されている業者を通して購入するしかなかった。
しかし、この度、ASUSの10月28日の新製品発表会にて、Zenfoneの日本発売が正式に発表されるという可能性が浮上した。
Zenfoneの日本発売についての情報をまとめてみる。
ASUS公式サイトにどう見ても「Zenfone」が登場!
Zenfoneが日本で発売されるという噂の決定的な根拠は、こちらのASUS公式サイト内にある、新製品発表会の予告画像である。
左側に「禅」とあり、どっからどう見てもZenfoneの右端にしか見えない画像が掲載されており、10月28日の新製品発表会でZenfoneシリーズが晴れて日本発売されるのではないかと思われる。
MVNO格安SIMのAPNプロファイルなど日本への対応は万全
Zenfoneは、海外での発売時からすでに日本のMVNO各社のAPNプロファイルがプリインストールされていたり、UIが完璧に日本語化されていたりと、そのまま日本でも発売可能ではないかと思わせる要素が多数存在した。
最近日本でもSIMフリーの格安スマートフォンが話題になりつつあるが、Zenfone5のような結構な高スペック端末で、2万円を切るモデルはまだまだ登場していない。
もし仮にASUSがZenfoneシリーズを日本に投入すれば、その高スペックと低価格の魅力によって、間違いなくSIMフリー市場ではZenfoneの一人勝ちになるのではないか。
注目されるのは日本発売時の対応帯域
Zenfoneの3G版(A501CG)は、スペック上「HSDPA 850 / 900 / 1900 / 2100」に対応しており、日本の3大キャリアの2GHz帯に対応していることから、3Gネットワークに関しては日本でも全く問題なく使用できるだろう。
ZenfoneはDocomoのFOMAハイスピードも使用できるようだ。
そのため、日本で発売されるZenfoneシリーズが3G版のみであれば、とくに帯域上の問題はない。
注目されるのは、ZenfoneのLTE版(A500KL)が、日本で発売されるかどうか、およびLTEの各帯域への対応がどうなるのかだ。
現在ASUSが海外で販売しているZenfoneのLTE版(A500KL)は、以下の電波帯に対応している。
- Band3 1800MHz
- Band7 2600MHz
- Band8 900MHz
- Band20 800MHz
- Band28 700MHz
この対応周波数が維持されるとすれば、日本で使用可能なLTEネットワークはdocomo、Softbank、EMOBILEのBand3 1800MHzくらいで、ほとんど対応していないに等しい状況だ。
そのため、LTE版を日本でそのまま発売しても、そんなに需要が見込めないのではないかと思われ、おそらく3G版のみが発売されるか、もしかしたら新たな電波帯に対応したLTE版が投入されるかのいずれかだろう。
おそらく前者になるのではないかと思うが、10月28日のASUSの新製品発表会では、ZenfoneのLTE版が登場するかどうかに注目だ。
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