Android

MVNOの格安SIMで最大限得する「楽天でんわ」と「LINE電話」の使い分け

携帯電話の音声通話料金を半額にしてくれる楽天でんわ。LINE電話も、固定電話には1分3円という衝撃的な価格で音声通話を発信できる。

MVNOの格安SIMと、これらの格安通話アプリを併用し、最も携帯料金・音声通話料金を節約できる使い方を考える。


MVNOの格安SIMと格安通話アプリの組み合わせが最強

私は今SIMフリー端末を使用しているため、docomo・au・softbankの3大キャリアとは契約せず、SIMカードは「スマホ電話SIM フリーData | b-mobile SIM」を使用している。

スマホ電話SIMフリーDataは、低速ながらネットが使い放題で、月額料金1560円という破格の安さでスマートフォンを使用することができる。
そして、電話番号もきちんともらえて、音声通話の発信も可能だ。

初期費用として、AmazonやヨドバシカメラでSIMカードを買う時に3000円程度がかかってしまうが。

格安SIMカードは、LTE回線のみで音声通話ができない(電話番号がない)SIMカードがメインストリームだが、どうしても自分の電話番号が必要な一人暮らしの学生や、固定電話を契約しない節約志向の社会人には、音声通話付きの格安SIMがかなりありがたい存在になる。

しかし、スマホ電話SIMフリーDataの通話料は、30秒20円。無料通話分もないので、音声通話を多用する場合は、基本料金と比べるとそれなりに高くなってしまうだろう。

そんな悩みを解決してくれるのが、最近話題になっている「楽天でんわ」と「LINE電話」の二つのサービス。

これら二つのサービスは、一見すると非常に似ており、どちらか一方を使っている場合は他方を使用する必要はないと思われるかもしれない。
しかし、MVNOの格安SIMユーザーは、「楽天でんわ」と「LINE電話」を使い分ける必要があり、またそれが最も料金を低額に押さえるコツであるといえる。

この記事では、MVNOの音声通話付き格安SIMユーザーのために、最も携帯料金を節約する方法をお伝えする。

「楽天でんわ」と「LINE電話」の違いと、使い分け方。

どちらも、自分の電話番号を相手に通知して、通常よりも安い料金で音声通話を書ける事ができるのがメリット。

しかし、実はこの二つのサービスには、大きな違いがあり、その違いこそが格安SIMユーザーにとっては非常に重要な違いなのである。

楽天でんわ

初期費用および月額基本料は0円で、国内通話が30秒10円。
支払い方法はクレジットカードで、楽天カードならポイントが100円あたり2ポイント。

楽天でんわアプリから発信すると、自動的に相手の番号の頭に「0037-68-」をつけて、スマホの通常の電話アプリから、電話回線を使って発信してくれる。

最大のデメリットは、3大キャリアのユーザーの場合、同キャリア相手への無料通話が無効になってしまう点だが、格安SIMユーザーの場合無料通話分が元々ないので、デメリットは皆無だ。

LINE電話

相手が固定電話なら1分3円、携帯電話なら1分14円。
LINEコールクレジットをクレジットカードやGoogle Play、AppStoreからチャージするか、30日プラン(期限が30日に設定された120分/60分の分の通話クレジットを購入するプラン)を購入するかで支払う。

音声通話にはインターネット回線を使用していて、仕組みとしてはIP電話アプリに近い。

格安SIMの回線速度では、LINE電話はムリ

「楽天でんわ」と「LINE電話」の重要な違いとは、音声通話の発信に使用するのが、電話回線かインターネット回線かという点にある。

MVNOの格安SIMは、3大キャリアのLTE回線と比べた場合、圧倒的に回線速度が遅い。そのため、インターネット回線を使用したLINE電話は、全く通話の相手方と会話が成立しないほど繋がらない。

その点、電話回線はMVNOの格安SIMでも通常のクオリティで通話する事が可能なので、電話回線を用いて発信する楽天でんわを使うのがベストな方法といえる。

実際に屋外で楽天でんわとLINE電話を使ってみた

空港で、MVNOの格安SIM(スマホ電話SIMフリーData)を使用しているスマートフォンから、固定電話宛に電話をする機会があったので、実際に両方を試してみた。

まず楽天でんわよりも料金がずっと安いLINE電話を使おうと思い、LINE電話から発信。

すると、相手の声はノイズが入りながらもぎりぎり聞き取る事が出来るが、こちらが喋っても全く相手方には聞こえていない様子。
電波状態は普通に良好だったので、MVNOの格安SIM本来のパフォーマンスでも、インターネット回線を使用したLINE電話を使用するのは厳しいという事が分かった。

あまりにも通話品質がひどすぎたので、全く同じ場所で、全く同じ相手に対して、楽天でんわを使用してかけ直す。

すると、LINE電話を使用した場合とは大きく変わって、相手の声が十分クリアに聞こえ、こちらの声も相手にしっかり聞こえている様子。
やはりMVNOのインターネット回線速度では安定した音声通話は出来ないが、電話回線を使用した楽天でんわならバッチリ通話が可能なようだ。

Wi-Fi環境下では、迷いなくLINE電話

では、LINE電話は全く使い物にならないのかというと、全然そんなことはない。

要はインターネット回線が音声通話に耐えられるだけの速度を持っていればいいわけで、Wi-Fiに接続している時は、楽天でんわよりも料金が安いLINE電話を使うべき。

私はWiMAXを使用しているのだが、WiMAXと接続した状態であれば、スマートフォンからLINE電話を使って屋外で発信する事は十分可能だった(若干のラグは感じた)。

まとめ!3G環境では楽天でんわ、Wi-FiあればLINE電話

というわけで、実際の検証の結果、インターネット回線が低速な3G環境下では楽天でんわを使用しなければ音声通話が出来ないという事が分かった。

一方、楽天でんわよりもさらに格安のLINE電話は、Wi-Fi環境など、それなりのインターネット回線があれば、十分その本領を発揮できる事がわかった。

このようにうまく使い分ければ、月々の基本料金が非常に安いMVNOの音声通話SIMの利点を活かしながら、音声通話料金も押さえて、スマートフォンを格安で使用する事ができる。

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

COMMENT ON FACEBOOK

Return Top